今日はいつもと違う投稿を。
日本における教育を取り巻く環境はどうなっているのか?
Lappsにも関わる重要な点なので、お伝えしたいと思います。
環境といっても色々ありますが、今日はお金について。
日本の国家予算のうち、教育に関してはどのくらい使われているのか?
それを表すのが下のグラフです。
GDPに対して約3%の支出しかしておらず、OECD加盟国で最下位です。
もう一つ興味深いグラフがあります。
Public Sourceというのは国家予算ですね。
Other Sourceというのは、直訳するとその他の資源です。
乱暴に言うと、公的ではない私的な支出、家計支出といってもいいと思います。
つまり、日本人は公的な支出の少なさを、家計で補っているということです。
(代表的なのは、塾とか私学の授業料になると思います)
データが古いので精度に関しては検証が必要ですが、少なくともいえることは、
これだけ豊かになったにも関わらず、他国と比較して、はるかに少ないお金しか投下していない、
私たちがその分を負担している、ということです。