インターネットを利用した大規模オンライン講座のことを「MOOC(ムーク)」と言います。
2012年、アメリカで誕生し、世界中に広まっています。
アメリカの有名大学の教授が中心となった始めた講座には、アメリカの大学だけでなく世界中の大学が参加しており、190カ国以上、250万人以上の人が受講しているという調査結果もあります。
多くの講座・講義は無料で受講することが出来ます。日本でも、名門と言われる大学が導入するなど、注目を集めています。
今まで教育を受ける機会のなかった人でも気軽にその機会を得ることが出来ます。
しかし、一方では課題もあります。
それは、途中でやめてしまう人が多いということです。
ある調査によれば、授業を最後まで受講したのは1割ほどという結果も出ています。
利用者の層を広げる、修了率を上げることが今後の課題として考えなければならないことでもあります。
課題はありますが、今後ますます普及していくことは間違いないでしょう。
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